近藤豊三郎 作品集

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近藤豊三郎 ヘンプクリート ハウス


Hemp road Build Construction method

 

アジア圏で唯一、ヘンプクリート ハウス(※a1)を施工した近藤豊三郎。
50年以上に渡り、英国、フランス、イタリア、スペインを渡欧し、ヘンプクリート ビルド工法を造り上げました。

近藤豊三郎は、【ヘンプクリート ビルド工法】を 斜陽産業に成りつつある建設業界に広げ、ヘンプ需要の高まりにより、限界集落の有効活用、若年層の就業拡大に貢献します。

 

(※a1)ヘンプクリート ハウス(Hempcrete House)とは…
麻の芯を細かくカットした(オガラ)を乾燥させたものと石灰(場合により水硬性石灰、砂など)の混合物で、鉄筋コンクリート造のように型枠を用いて「ヘンプクリート」を流しこみ、固まったら型枠をはずして壁面を作る。また、あらかじめ制作したブロックを積み上げる工法もある。
一般的な木造住宅の軸組み構造に使え、屋根裏、天井裏、床下、壁面とあらゆるところに用いることができる。

 

【ヘンプクリート ビルド工法】誕生秘話

現在の日本における家造りは、建築デザインと建築現場での施工を分離した形態が主流となっております。 しかしこのような環境下にあって、デザイナーの意図するデザイン(感性)を建築の中枢に忠実に反映させることが果たして可能となるのでしょうか?

 

【ヘンプクリート ビルド工法】は、自身の建築哲学を信じ、40年間日本各地に西洋建築を築いたアーティスト、近藤豊三郎の意図するデザイン(感性)を忠実に「かたち」にする事を主軸として誕生しました。

 

さらにその主軸は進化し、主役が見えない現在の家造り、ハウスメーカー及び建築会社体制にあって、家造りの主役はお客様(消費者)と大工(技術者)であることを明確化し、両者が施工面で無理なく、無駄なく、安心できるシステムを構築し、サポートをすることが望ましい。との結論に至ったのです。 それ等が、現在の家造りの矛盾や無駄を払拭し、家造りの理想を達成することを目的とし構築された全く新しい家造りシステム、それが【ヘンプクリート ビルド工法】です。


日本で初めて
「ヘンプロードビルド工法」
で建てられた住宅

 

今後の活動

大麻取締法が来年度に改正される方向ということで、関連する各業界が大きく変革しています。
【ヘンプクリート ビルド工法】を全国の工務店に広げるべく、セミナー活動を展開します。
セミナーの開催情報を受信されたい方は、以下のフォームからご登録ください。

 

◆ヘンプクリート ビルド工法セミナー 最新情報フォーム
https://ws.formzu.net/dist/S60653050/

ヘンプ(HEMP)について

ヘンプとは昔から栽培されてきた大麻(おおあさ、たいま)のことです。
日本では古来から栽培されており、縄文時代から人々の生活にいろいろな形で利用されてきました。
現在でも神社のしめ縄や鈴縄、お盆の迎え火には大麻の繊維が使われ、麻の実は七味唐辛子に入っていたり、実から絞ったオイルが化粧品やシャンプーに使われます。
夏には、大手アパレルのちょっとシャリ感のあるTシャツにも大麻の繊維が使用されています。

外来種のように他の植物に悪い影響を及ぼすことなく、土地改良や地球温暖化防止の役目も果たしています。
亜麻(リネン)や荢麻(ラミー)と違うところは、何といっても環境負担が低く、利用価値の高い、地球に優しい植物だというところです。
あらゆる製品に利用できることから、限りある資源といわれる石油製品にとって代わる資源として注目を浴びています。